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宮城県内に移住して注文住宅を建てたいと考えているなら、岩沼市が候補のひとつとなります。ここでは人口や世帯数、交通アクセス、天候、行政サービスなど、宮城県岩沼市で注文住宅を建てて暮らす上で欠かせない情報をまとめました。
岩沼市は宮城県の北部にあり、工業が中心となる街です。人口は2023年1月31日時点で43,293人※、世帯数が18,662戸※となっています。中でも特に人口が集中しているのは、1,110人・423世帯※が暮らす三色吉南と1,499人・485世帯※が暮らす恵み野東です。反面、1人しか暮らしていない長谷釜という行政区もあります。
岩沼市は古くから東北の玄関口とされており、「おくの細道」では松尾場所が岩沼市に訪れたことも記述されているという歴史ある街です。また現在ではアニメ「バクテン!!」の舞台になり、2023年版の「訪れてみたい日本のアニメ聖地88」に認定※されるなど、新たな視点からも注目されています。
岩沼市は宮城県の中心部である仙台市からも近く、電車なら約20分で仙台市まで出かけられます。港町なので自然が豊かな土地ですが、利便性も損なわれないため宮城県内の中でも暮らしやすいはずです。地下鉄はなくJRの駅も「岩沼駅」しかありませんが、高速道路である仙台東部道路のインターチェンジがあるため、車での移動はしやすくなっています。
また仙台市から近いため、仙台駅まで行けば東北新幹線や各地への高速バス、仙台国際空港も利用できる立地です。
宮城県に注文住宅を建てて移住したいと考えたときに、ぜひチェックしておきたいのが行政による移住支援制度です。岩沼市の移住支援・医療助成・子育て支援の3つをご紹介するので、上手に活用して移住生活を充実させてください。
岩沼市で行われている移住支援は、「岩沼市移住支援金」が代表的です。埼玉県・千葉県・東京都・神奈川県から岩沼市に移住してくる方を対象としており、単身での移住なら60万円、世帯での移住なら100万円の支援金※が交付され、さらに18歳未満の家族がいる場合は1人につき30万円が加算されます。
ただし適用される条件があり、移住してから一定期間内に申請を出さなければならないため、確認してから移住計画を立ててください。
岩沼市で利用できる医療費助成には、「子ども医療費助成制度」「心身障害者医療費助成制度」「母子・父子家庭医療費助成制度」の3種類があります。主に受診した際の保険診療で自己負担となる金額が助成対象となり、子どもを対象としている制度では18歳に達する年度の末日まで利用可能です。
岩沼市では子育て支援も充実しており、「第4期次世代育成支援行動計画・第2期子ども・子育て支援事業計画」が策定されているほか、幼児教育・保育の無償化も実施されています。
子育てについて相談できる窓口は「乳児相談」「乳幼児保険講座」「ことばの相談」「離乳食教室」などさまざまに設置されており、子育てに困ったり不安になったりしたときに頼れる存在です。
港町である岩沼市では太平洋の暖かな気流の影響を受け、年間平均気温は13.1℃※で宮城県内でも温暖です。冬も暖かいため大雪になる心配もありません。気温が最も低くなる1月でも平均2.3℃※と、東京圏とほぼ変わらない寒さとなります。
宮城県で注文住宅を建てるなら、耐震性だけでなく省エネ性能にも注目すると、光熱費が節約できて寒さにも財布にも優しい生活が実現できます。100社以上の中からおすすめ会社を選びました。
【選定基準】宮城県内にモデルハウスや展示場を3箇所以上持ち、ZEHビルダー評価が5つ★以上、且つハウス・オブ・ザ・イヤー・イン・エナジーを過去に受賞している会社
※1参考:Suumo(https://suumo.jp/chumon/tn_miyagi/rn_501224/?ichiranIdx=31)
※2参考:公式サイトの実例より坪単価を計算(https://granz-takakou.com/plan/)
※3参考:一条工務店公式HP(https://www.ichijo.co.jp/topics/gwr2021/