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注文住宅を建てる際に、必ずチェックしておきたい高気密・高断熱のメリットとデメリット、ZEH住宅、Q値・C値・UA値についてまとめました。
高気密・高断熱の住宅は、外からの空気の出入りや熱の伝わりを少なくすることで、外の気温の影響を受けずに家全体の温度を一定に保つことができます。
・年中快適に過ごせる
・省エネ効果で光熱費の節約を図れる
・急激な室温差が原因のヒートショックを予防できる
・湿気の流入が少ないので洗濯物がよく乾く
などのメリットが挙げられます。
建設コストが高くなりがちで、坪単価約3万~5万円の施工費用がかかると言われています。生活していく上での快適さや省エネ効果とコストバランスをよく考える必要がありそうです。
また、過乾燥しやすいので、洗濯物を部屋干ししたり、加湿器を置いて対策しましょう。
他にも、内部結露がおこる場合があり、断熱材に隙間を作らないように、適切な施工を行うことが重要です。
ZEHとは「ネット・ゼロ・エネルギーハウス」の略です。高気密・高断熱性を大きく向上させ、太陽光発電やエコキュートなどの高効率な設備を導入した住宅のこと。
または、省エネを実現しながら、自らエネルギーを創出し、年間の一次エネルギー消費量の収支がゼロになることを目指した住宅のことをいいます。
Q値はQauntityに由来し、どれくらいの熱が逃げにくい家なのかを表した数値です。住宅の断熱性が高ければ高いほど、Q値の数値は小さくなり、冷暖房の効率がよく省エネ性能が高い家の証明になります。
C値は1平方メートルあたりのすき間の面積を表した数値です。値が低ければ低いほどすき間が少ない家、つまり高気密な家となります。
UA値はどれくらい熱量が家の外に逃げやすいのかを表した数値です。値が小さいほど熱が逃げにくく、省エネ性能が高い家になります
高気密・高断熱の住宅は、家全体の温度が一定で、年中快適に過ごせるだけでなく、省エネ効果で光熱費の節約になるなど、たくさんのメリットがあります。コストがかかるので自身の予算に合わせて検討が必要ですが、取り入れていれば過ごしやすい生活を実現できるのは間違いないでしょう。
宮城県で注文住宅を建てるなら、耐震性だけでなく省エネ性能にも注目すると、光熱費が節約できて寒さにも財布にも優しい生活が実現できます。100社以上の中からおすすめ会社を選びました。
【選定基準】宮城県内にモデルハウスや展示場を3箇所以上持ち、ZEHビルダー評価が5つ★以上、且つハウス・オブ・ザ・イヤー・イン・エナジーを過去に受賞している会社
※1参考:Suumo(https://suumo.jp/chumon/tn_miyagi/rn_501224/?ichiranIdx=31)
※2参考:公式サイトの実例より坪単価を計算(https://granz-takakou.com/plan/)
※3参考:一条工務店公式HP(https://www.ichijo.co.jp/topics/gwr2021/