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宮城県に注文住宅を建てる際に気になるのが「費用相場」ではないでしょうか。自分の理想とする注文住宅を建てるにはどのくらいの費用がかかるのか、宮城県で注文住宅を建てる費用は…と、さまざまな疑問があるはずです。そこでここでは、宮城県における注文住宅の費用相場と、住宅建設において費用がかかる要素について解説します。
宮城県での注文住宅の費用相場は、建設費が約3,385万円※との報告でした。国土交通省による2020年度の集計結果で、平均敷地面積404.1平方メートル。平均住宅面積131.5平方メートルでの平均費用※です。
データは宮城県のみが集計されていて、注文住宅を建てた方の平均年齢は44.7歳※でした。
ちなみに土地付き注文住宅となると建設費は2,986万円※に減るものの、平均して1,176万円の土地取得費用※が加算されます。したがって合計金額は4,162万円です。
注文住宅建設費用の内訳は、約7割くらいが住宅本体の工事費用に使われます。次に大きいのが土地購入費で、土地取得費用と建築工事費が別の場合、建築工事費合計の約5割くらいの費用がかかります。土地付き注文住宅では、約28~29%くらいが土地取得費用です。
そして建築工事費のうち残った約3割は、付帯工事費用と諸経費にあてられるのが一般的です。付帯工事費は建築工事費の約2割程度で、諸経費が約1割となります。
注文住宅の費用を左右する要素として第一に考えられるのは、住宅の広さです。住宅の総面積が広くなればなるほど、注文住宅にかかる費用は高額になります。費用を抑えるには、平屋にしたりコンパクトな2階建て住宅にするなどの方法が推奨されます。
仕様や設備も費用がかかる部分です。たとえば外壁をタイル張りにする、最新型のキッチンや浴室乾燥機を設置する…などです。設備を簡易なものにしたり、浴室を既成のシステムバスにしたりするなどすれば、注文住宅の費用は抑えやすくなります。
注文住宅の費用を左右する要素として盲点になりがちなのが、建物の形です。複雑な形状の建物は費用がかさみがちであり、長方形・正方形などのシンプルな形であれば費用を抑えられます。長方形・正方形などの安定感がある形の建物は耐久性があるので、実用性に優れることがメリットです。
工事の方式により費用が変わることもあり、具体例としては壁を仕上げるための工事の方法です。一般的に「湿式工事」と「乾式工事」の2種類がありますが、乾式工事の方が高い費用がかかります。
宮城県などで注文住宅を建てる際に、オーダーメイドの造付け家具を依頼したいと考える方も多いはずです。しかし造付け家具の製作には費用がかさみ、多く依頼すると予算オーバーになりかねません。どうしても必要であれば必要な場所だけにとどめ、後は既製品の家具を使用すると費用を抑えやすくなります。
注文住宅の費用相場を考える上で欠かせないのが、土地の価格です。土地の価格は場所によって変わりますが、さらに土地の形法規制によって上下することもあります。注文住宅建設費用のトータル価格を下げるためには、取得費用を抑えられる土地を見つけることが重要です。
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【選定基準】宮城県内にモデルハウスや展示場を3箇所以上持ち、ZEHビルダー評価が5つ★以上、且つハウス・オブ・ザ・イヤー・イン・エナジーを過去に受賞している会社
※1参考:Suumo(https://suumo.jp/chumon/tn_miyagi/rn_501224/?ichiranIdx=31)
※2参考:公式サイトの実例より坪単価を計算(https://granz-takakou.com/plan/)
※3参考:一条工務店公式HP(https://www.ichijo.co.jp/topics/gwr2021/