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三階建ての注文住宅に憧れている方もいるのではないでしょうか。ここでは、三階住宅を選択するメリットや気になる費用相場、おさえておきたいポイントなどを解説します。
三階建ての注文住宅を建てることにより、さまざまなメリットがあります。ここでは、代表的なメリットを3つ解説します。
特に狭い土地に注文住宅を建てる場合、延床面積の確保が難しくなり、窮屈さを感じさせてしまうことがあります。
ですが、三階建て住宅であれば土地の縦の空間を有効活用できるため、延床面積を増やしやすくなります。これは、土地代を抑えることにもつながるポイントです。
二階建住宅と比較すると、三階建てのほうが空間作りの選択肢が広がります。例えば、一階にガレージを作って二階と三階を居住スペースにしたり、一階を店舗にしたりすることも可能です。
他にも二世帯住宅でお互い程よい距離を作りながらの生活もできます。
津波や洪水といった自然災害が起こった際、三階建て住宅であれば高所に避難可能です。屋上をルーフバルコニーにしておけば、より高い場所に避難できます。
特に周囲に高い建物がなく、緊急時の避難先がない地域にとっては大きなメリットになるはずです。
三階建て注文住宅を建てる際に気になるのが、費用の問題です。ここでは、費用に関して解説します。
あくまで一つの目安ではありますが、三階建てだと坪単価が70万~90万円ほどとなります。
一般的に二階建に比べると坪単価が高額です。これは、2階建て以上に構造計算をしなければならないこと、地盤調査や改良費用が追加で必要になるケースがあることなどが理由です。
実際に三階建て住宅を建てるには、どの程度の費用がかかっているのでしょうか。
例えば、延床面積は36.0坪のクレバリーホームの事例を紹介します。三階建てにすることで親から譲り受けた20坪弱の広さの土地を活かした注文住宅で、かかった本体価格は2,000万円~2,499万円でした。(※1)
また、積水ハウスが建てた延床面積58.9坪、敷地面積39.6坪、重量鉄骨の三階建て住宅は、本体価格4,000万円~です。(※2)
一口に三階建てといっても土地や間取り、その他細かい要望によって費用は大きく変わります。
三階建て注文住宅を選択する際は、いくつかおさえておきたいポイントがあります。以下を確認しておきましょう。
三階建ての住宅は地震の影響を受けやすいため、平屋や二階建て以上に強度の高い構造躯体にする必要があります。建築会社を選択する際は、耐震性の高い住宅を手がけた実績があるか確認しましょう。
三階建て住宅は用途に合わせた空間作りができる一方で、これらのメリットを活かすためには事前に良く間取りを検討しておかなければなりません。
家事動線のほか、高齢者がいる場合はよく使用する寝室やトイレを近くにまとめるなどの工夫も必要です。
できれは土地探しの段階からハウスメーカーに依頼するのがおすすめです。三階建てとなると検討しなければならないことがたくさんあるため、専門的なアドバイスのもと進めていきましょう。
具体的な間取りを複数提案してもらうことにより家族に合った生活空間やフロアの活用方法も見えてきます。
宮城県で注文住宅を建てるなら、耐震性だけでなく省エネ性能にも注目すると、光熱費が節約できて寒さにも財布にも優しい生活が実現できます。100社以上の中からおすすめ会社を選びました。
【選定基準】宮城県内にモデルハウスや展示場を3箇所以上持ち、ZEHビルダー評価が5つ★以上、且つハウス・オブ・ザ・イヤー・イン・エナジーを過去に受賞している会社
※1参考:Suumo(https://suumo.jp/chumon/tn_miyagi/rn_501224/?ichiranIdx=31)
※2参考:公式サイトの実例より坪単価を計算(https://granz-takakou.com/plan/)
※3参考:一条工務店公式HP(https://www.ichijo.co.jp/topics/gwr2021/