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日本の一般的な住宅ではあまり見かけることのない暖炉ですが、注文住宅ならおしゃれで暖かい暖炉を我が家に設置する夢がかないます。暖炉にはどんなものがあるのか、種類や選び方、設置する際に注意したいポイントについて紹介します。
注文住宅で作れる暖炉には、埋め込み型と据え置き型のタイプがあります。また、燃料によっても種類が異なりますので、まずはどんな暖炉があるのか知っておきましょう。
暖炉と言われてイメージされる欧米の家でよく見かける暖炉は、埋め込み型と呼ばれるタイプで、家の壁に炉が埋め込まれており煙突が壁と一体になっています。レンガや石材などで囲まれており、暖房器具というだけでなく、部屋の印象を決めるインテリアとしても大きな存在感があります。
据え置き型の暖炉は、炉が自立していて煙突が室内に露出しているタイプになります。壁に埋め込まなくても置いて使えるので、暖炉というよりストーブに近い形で、家を建ててからの後付けも可能です。
埋め込み型と比べてシンプルで、家具というより暖房器具といった印象ですが、炎がよく見えるようにデザインされたものもあり、インテリアの一部としても活躍しています。
昔ながらの薪暖炉は、薪を燃料として燃やすタイプで埋め込み型の暖炉で使われています。薪はホームセンターや材木屋などで入手可能です。据え置き型の場合は薪ストーブと呼ばれることもあります。
暖炉では実際に火を燃やしているので、直火で材料を焼いたりオーブンのように使ったりといった調理に利用することもできます。
ガスを燃料としている暖炉は、材料を入手する必要がなく、スイッチを入れればすぐに暖かくなる利点があります。薪を燃やさなくてもしっかり炎を眺めることもできるので、手軽に暖炉気分を味わいたい人に向いています。
バイオエタノール暖炉は、トウモロコシなど植物由来のバイオマスから作られるエタノールを燃料としており、煙や煤が出ないので煙突不要、エコで使いやすい暖炉です。
注文住宅で暖炉を作りたいとお考えの方は、これから紹介するポイントに注意して検討してみてください。
本格的な埋め込み型の暖炉は、後から設置するのが難しいので、注文住宅を建てるときがチャンスです。ただ、埋め込み型暖炉を設置するには、炉本体と煙突、設置費用がそれぞれかかりますので、100万円以上はかかると考えておいた方がいいでしょう。
注文住宅では、あれもこれもとこだわりすぎると、大幅に予算をオーバーしてしまうこともあるので、本当に必要かどうか慎重に検討してください。
暖炉は設置するときだけでなく、暖房器具として使う際にもランニングコストがかかります。特に、薪暖炉の場合は定期的に燃料となる薪を購入する必要がありますので、購入できるところや価格相場をしっかり調べ、運送費なども考慮して計算しておいたほうがいいでしょう。
煙突のある暖炉では煤が溜まらないよう、定期的に煙突掃除をする必要がありますし、煙やにおいが滞留しないかどうかも配慮しないといけません。また、実際に薪を燃やす場合は、換気や火災についても注意しないと危険です。
暖房器具だけでなくインテリアや調理にも使える暖炉ですが、デメリットやリスクがあることも理解し、使いやすい据え置き型も検討してみてください。
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※1参考:Suumo(https://suumo.jp/chumon/tn_miyagi/rn_501224/?ichiranIdx=31)
※2参考:公式サイトの実例より坪単価を計算(https://granz-takakou.com/plan/)
※3参考:一条工務店公式HP(https://www.ichijo.co.jp/topics/gwr2021/